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林業先進地の不在村森林所有者対策
 龍山村は、先進林業地として名高い天竜林業地の中心にある。その村の森林施業を担う龍山村森林組合では、組合員の半分は村外に住む不在村森林所有者であるという。
 「今は村外で連絡がつかない方はいませんが、相続が進めば連絡できない方も出てくるでしょう」と参事の青山典弘さんは語る。さらに「最近では、相続された方が都会感覚で、山の常識をなかなか理解してもらえない。作業道一つ入れるのも大変なんです」と困惑顔だ。
そこで組合では、森林所有者に代わって組合が管理経営を行う「森林施業長期委託事業」を勧めるとともに、総会を通知する際に全組合員に新年度の作業計画を提出してもらい森林施業の持続に努めている。

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龍山村森林組合参事の青山典弘さん。パンフレットを作成して間伐の必要性や補助制度の説明等を行っている

間伐する木を選木 間伐 利用される間伐材は作業道の近くにまとめられる
明るい雰囲気の作業班。Iターンの若者が多い 間伐材の製材 組合の製材所に集められた間伐材

間伐を支える森林組合の使命
 龍山村森林組合は、かつて森林組合初の作業班を組織して話題を呼び、さらに山村に雇用の場を創るため「苗木から住宅販売まで」をテーマに多角経営を実践してきた。
 現在でも全国から林業を選んだ若者達が作業班で活躍し、間伐など森林施業等を行っている。発生した間伐材は、組合の小径木加工場で杭木や製材品に生まれ変わっている。
 青山さんは言う。
「この流域では間伐材を挽く所はもうほとんどありません。正直、加工場の経営は厳しいが、私たちが止めることは地域の間伐が止まることになるんです」。
 地域の森林整備に貢献する森林組合の挑戦が進められている。

写真1
わずかな平地にある事務所と小径木加工場

制作(社)全国林業改良普及協会
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