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アサヒビールが目指す森林経営
「森林は法正林(ほうせいりん)を維持していかないとダメです」
 藤川所長は何度もこの言葉を口にした。「法正林」とは、毎年森林の成長量だけ伐採を行うことで持続可能な森林経営が実現できる森林のことである。
 そもそも庄原林業所では、コルク原料となるアベマキの植林を行っていたが、戦後、輸入コルクで対応可能となり、社有林のあり方を変更することとなった。その結果、スギ・ヒノキの本格的な林業経営を選んだ。全森林の8割をこうした人工林に切り替え、昨年植林計画を終了した。今後80〜100年を伐期として育て、毎年全面積の 1/80 だけ伐採・造林を行い、法正林に仕立てていくという。藤川所長が言う森林経営はここにある。


地元出身の藤川所長の夢は、将来社員がここで育った木で家を建ててくれること

森林づくりにこだわる理由
 庄原林業所の年間予算作成は藤川所長に一切任されている。
「現在のところ保育のみで伐採等による収入はないんです」
と苦笑いするが、
「ある意味では日本一保育にお金をかけていると思うし、採算性を重視する林業会社だったらこんなことできないと思います」
と続ける。
 ではなぜ企業として森林経営に熱心なのか?
 「ここの森林は会社の CO2 吸収源として位置づけられているんです」
 そして、
 「ビールを作るのに水を使うが、その水は森林が作る。私達はその森林を作っている」とビール会社として森林づくりの意義を語ってくれた。ちなみに平成 13 年 9 月に庄原林業所では FSC 森林認証を取得した。


ビールの王冠に使うコルクガシの代用として植えられたアベマキの人工林


見学者用に作られたお手製のベンチにカエルも一休み

現場に近い農家が社員として採用され、社有林が地域の森林としても根付いている

ポット苗木を年に1000 本程度生産し、地元小学校やボランティアに配布していく予定だ

林道には、廃材を利用した作業小屋があった。ここにも、環境にこだわる姿勢が見られる
制作(社)全国林業改良普及協会
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七飯町森林組合

 

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