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vol.18 2003.03.01 発行
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  森林を所有する、育てる、活用する
  市民と企業と林業者のネットワーク

  Dare Mori Network mail magazine vol.18 2003.03.01
  森林は誰のもの?メールマガジン Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ  本日は「第3回森林活用セミナー」に多くの森林に関心の高い方々に ご参加いただき、誠にありがとうございました。残念ながらご来場 いただけなかった皆様のためにも、セミナーの様子については次回の メールマガジンのご紹介いたします。どうぞお楽しみに! それでは「森林は誰のもの?メールマガジン」vol.18をお届けします。 :::◆◇ menu ・ご購読者対象 プレゼント付きアンケート ・コラム「海の向こうの森林(もり)事情」 -最終回- ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ :::◆◇ご購読者対象 プレゼント付きアンケート  森林は誰のもの?メールマガジンをご購読いただきありがとうございます。 今回は皆様に「森林は誰のもの?メールマガジン」について簡単なアンケート にご協力いただきたいと思います。アンケートにご協力いただいた皆様には 抽選で100名に"間伐材ウッドトレー"をプレゼントいたします。  < 受付期間2003年3月1日(土)〜3月20日(木)> ※当選者の発表はサイトにて行います。(4月上旬予定) ※当選者の方にはメールにておしらせを差し上げます。 メールマガジンを途中からご購読いただいている皆様には、 サイトにてバックナンバーをご覧いただけますので、そちらをご覧下さい。 :::「森林は誰のもの?」メールマガジン バックナンバーページ http://www.daremori.net/MM/index.html
┏━━━━━┓ ┃アンケート┃ ┗━━━━━┛ 次のアンケートに対する回答と以下の項目について、 web2@daremori.netまでお送り下さい。 (このメールマガジンに返信をされても、届きませんのでご注意下さい) ■アンケート1 メールマガジンで面白かった、興味があった記事を下から選んで、 番号を記入して下さい。 1:森林は誰のもの?用語辞典(2002.9.1〜11.1掲載) 2:森林施行計画をしてみよう(2002.12.1〜2003.1.15掲載) 3:森林スタイル手帳(2003.2.1〜2.15掲載) 4:日本の森林mini知識(2002.6.15〜7.15掲載) 5:森林組合のここが知りたい(2002.8.1〜9.1掲載) 6:もっと身近に"森林組合"(2002.10.1〜2003.2.15掲載) 7:コラム 『森林の今』大成浩市さん 8:コラム 『ジョンギャスライトさんの森林コラム』 9:コラム 『海の向こうの森林(もり)事情』白石善也さん ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■アンケート2
メールマガジンの文章量はいかがですか? 1:多すぎる 2:多い 3:ちょうどいい 4:少ない 5:少なすぎる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■アンケート3
今後このメールマガジンで配信してほしい内容があればご記入下さい。 (字数に制限はありません) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以下についてもご回答をお願い致します。 ■お名前 ■e-mailアドレス ■ご職業 ■年齢(番号を選んで下さい) 1:10代 2:20代 3:30代 4:40代 5:50代 6:60歳以上 ■所属企業・団体など 1林業関連企業 2一般企業 3森林組合/県森連 4官公庁 5民間団体(NPO等) 6学校 7個人(上記に属さない) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ありがとうございました━━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ Ψ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ :::◆◇コラム「海の向こうの森林(もり)事情」 -最終回- 【地域を豊かにするマルチ林業―パートナーシップで知恵と力を合わせて】  林業の一番の目的とはなんだろう。最近、そんなことを思います。森林が所在 する地域の人たちのくらしを豊かにするために、いろいろな分野・場面で森林 を活かす。その知恵や技術、マネジメントがこれからの林業(森林経営)では ないかな、と私は考えています。木材生産・販売という産業的分野はもちろん、 それ以外でも地域のくらしの質を高めてくれる森林活用のことです。  そんな“林業”をめざす例が、イギリスにあります。全国12地域で進行中の コミュニティ・フォレストという事業がそれです。最大の特色は、[1]マルチ (多面的)林業であり、[2]住民、行政、企業、学校、NPOなどの協働(パート ナーシップ)でことが計画、運営される、という2点です。 マルチ林業の意味はこうです。地域の森林(公有、私有を問わず)を維持・保 全し、住民のレクリエーション、スポーツ、健康、野外教育・環境教育の場と して活かし、また木材生産などで雇用をつくりだすということです。  最後にあげた雇用がポイントです。例えば、ある林家グループが自分たちの 山の木材をその場で製材し、建築材として販売する事業を起こそうとします。 そうした事業に、補助金が用意されています。自分たちで計画書をつくり、 コミュニティ・フォレスト事業事務局に認められれば、あとは移動製材機、 トラックなど必要なものを購入した領収書を送れば、補助金が支払われます (半額補助)。やり方は、当人たちにすべて任されます。だから、必死で事業 計画を練るでしょうし、移動製材機購入もぎりぎりまで値切って買うでしょうし、 倉庫だって新築ではお金がかかるので、廃屋を利用しようとなります。 ここでは、事業規模や生産性より、このプランで何人の仕事が生まれるのか、 が最も重視されます。産業的発想では生産性重視ですから、人手はかけない方 がいいとされますが、コミュニティ・フォレストでは逆です。地元にどれだけ 仕事がうまれるのかが大事であり、小粒でも、アイデア豊かで、手間がかかる 生産のほうがいいのです(仕事がふえるから)。  コミュニティ・フォレストのもうひとつの特色が協働です。日本的にいえば 数町村合わせたくらいの単位で構成される各コミュニティ・フォレストは、自 治体だけではなく、森林所有者、住民、地域内に事業所をもつ企業、NPO、 そして国が参加して行われています。人(事務局職員はこれらの人々で構成)、 予算(英国田園庁及び林業庁などからの補助金、そして企業からの寄付金)は もちろん、植林事業、トレイル・レクリエーション施設づくりなど、事業のあ らゆる場面に、住民ボランティアが参加します。 コミュニティ・フォレスト事例をみると、自動車、エネルギー、コンピュータ 分野などの著名企業が参加しています。地域に工場・オフィスなど事業所をも つこれら企業にとっての出資・参加メリットはなんでしょうか。地元にすむ従 業員のくらしの質を高めてくれるマルチ林業に期待するものが大きいのでしょ う。 コミュニティ・フォレストは、地域に持続する雇用、住環境、教育環境、地域 の健康増進、楽しみ・よろこびを与えてくれるものとして森林を生かす、現代 版の森林経営なのです。   白石善也              Ψ Ψ Ψ 毎回海外のさまざまな事例を書いて下さった、白石さんのコラムもこれで 最終回です。海外の最新事例を知ることは興味深くて刺激的でしたね。 改めて日本ではどんな森林活用事例があるかもっと知りたくなりました。 是非、皆さんのまわりの森林活用事例をお聞かせ下さい!お住まいの地域 の森林ボランティア、お勤めの会社が所有する森林の活用方法など、 メールマガジン読者の皆さんにどんどん紹介したいと思います! :::◆◇ 配信停止を希望される方はこちらでお願いします。   http://www.daremori.net/ Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ:Ψ   森林を所有する、育てる、活用する   市民と企業と林業者のネットワーク   Dare Mori Network mail magazine
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