日本の森を守る「間伐」
Part 5木のぬくもりのあるインテリア─間伐材集成材という手法─
女性でも簡単に組み立てられるトリムウッズ
レールをずらすことにより、横に広げていくことも可能。
レールをずらすことにより、横に広げていくことも可能。

トリムウッズの仕組みはシンプルそのもの。1段ごとに4つの穴の空いた側板と、その穴にぴったりの突起を持ったレール。そしてそのレールに載せる棚板。これに天板を組み合わせて、棚や本棚、マガジンラックなどを簡単に作り上げることができます。道具も使わず、2人でやればほんの数分で仕上げることができ、塗装は一切なし。集成材ですが、無垢材と同様の木の味わいを手に入れることができます。もちろん、ヒノキ特有の落ち着きをもたらす芳香も。

トリムウッズの仕組み。
トリムウッズの仕組み。
トリムウッズのtrimは、手入れをするという意味。だから、製品名は森の手入れ、という意味。名は体を表す、ではなくて名は目的を表すというわけです。トリムウッズが使用するのは、台形集成材と呼ばれる木材を最大限有効利用できる集成材。ひとくちに材木といっても、丸太から材木を切り出す際の、切り出し方によって、木目が違ってくるのはご存じでしょう。つまり、木が生えている状態に対して水平に切るのが「木目」、垂直に切るのが「板目」と「柾目」です。この中で最も建材に適しているのが「柾目」です。その理由はそりが少ないからです。ただし、大きなサイズの材木を得るには、その分幹周りの太い木材が必要になります。大きなサイズの材木を得やすいのは板目ですが、その分そりの問題を解消しなくてはなりません。集成材では、こうした板目の材木を乾燥させ、そりが出たところで再製材し、それらを張り合わせて必要な材木を作ります。台形集成材では、その接合面を斜めにカットすることで、普通なら材木にならない部分まで使用することがでるので、無駄が押さえられ、結果的にコストダウンが可能になっています。
台形集成材の素。接合面を斜めにすることにより、木の端の部分も使用することができるのがメリット。また、斜面で接合するのは強度を上げることにも貢献している。 斜面を互い違いに接合した台形集成材。これをさらに積み上げて厚みのあるブロックを作り、好みの厚さにスライスすることができる。
左/台形集成材の素。接合面を斜めにすることにより、木の端の部分も使用することができるのがメリット。また、斜面で接合するのは強度を上げることにも貢献している。
右/斜面を互い違いに接合した台形集成材。これをさらに積み上げて厚みのあるブロックを作り、好みの厚さにスライスすることができる。
子供たちも含めた間伐見学会は、森の重要性を次世代に伝えるには効果的。 ボランティアも含めた間伐作業
子供たちも含めた間伐見学会は、森の重要性を次世代に伝えるには効果的。 ボランティアも含めた間伐作業
 
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