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割り箸は、環境に悪いのでは? かつて、こんな議論がありました。割り箸は、他の用途では使えない端材で作っているので、大きな環境破壊を招かない、という論法で、その議論は終わってしまったのですが、やはり海外産の木材で作られた割り箸には問題が多いようです。でも、国産の間伐材で割り箸を作れば、その問題も一挙に解決! 間伐材を使える仕組みを作るアドバシの試みを紹介しましょう。
お箸は、1本2本ではなく、1膳2膳と数えます。日本人の割り箸の消費量は1年になんと280億膳。その95%以上が中国産です。0歳の子供まで含めた日本の人口で考えてもひとり平均288本。大人だけで考えると、ひとり1日1本以上使っている計算。その箸を、生産するために中国では多くの山林が皆伐、つまり、山が丸裸になるような無闇な伐採が行われているといいます。最近では中国だけでは足りずに、モンゴル、ロシア、東南アジアなどの木材も日本の箸に使われているようです。外国から木材が輸入されること自体は、悪いことではないのですが、その木材が持続可能な森林から供給されていないとしたら、世界の環境に悪い影響を与えていると考えられます。つまり、伐採するだけ伐採して、その後の植林や森の手入れがなされていないとすれば、その山は水を蓄えることができなくなり、土砂の流出をまねき、ひいては周辺の土地もろとも砂漠化する可能性もあるのです。もうひとつ、問題なのは製品の安全性。中国産の竹箸の一部に防かび剤や漂白剤が使われている、というニュースも記憶に新しいところ。
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