Part 1環境教育と森林ボランティア
伐採されたカラマツに小学生たちが、それぞれのプティリッツィを描いていく 小学生を前に森林の大切さを説く青木さん
左/伐採されたカラマツに小学生たちが、それぞれのプティリッツィを描いていく
右/小学生を前に森林の大切さを説く青木さん

小海やすらぎ隊の宿舎に使われている「たかねの家」前で記念撮影
小海やすらぎ隊の宿舎に使われている「たかねの家」前で記念撮影
森林ボランティアの喜び

私自身も、定年後地球緑化センターのボランティアで参加したのが最初ですね。以来、さまざまな地域で活動を続けています。いまでは、これ(森林ボランティア)が生活のすべてといってもいいですね(笑)。定年前は山が趣味で、よく登っていたんですが、年をとると高い山には登れなくなる。それがきっかけで森のボランティアを始めたんですが、その楽しさは山登りの比ではないですね。参加者の動機も、最初は使命感や好奇心でしょうけど、続けている人は楽しくてしょうがないからだと思いますね。楽しい上に、人の役に立っているという感覚も味わえますし、おまけに健康にもいい。それから、いろんな世代とのコミュニケーションも取れる。この年になって、小学生に囲まれて、森の話をするなんて考えたことありませんでしたね(笑)。森林ボランティアを続けていてよかったな、と思える瞬間です。」

森林ボランティアの人たちのほとんどが、参加する理由の第一位にあげるのは「楽しいから」というもの。森での作業を通じて、汗を流し、仲間を作り、そして森を大切にする心を人々に伝えていく。ボランティアは、文字通り自発的な参加で、金銭的には持ち出しばかりで、得るものはありません。しかし、作業を通じて味わう楽しさと、少しずつでも日本の森の再生に貢献する喜びは、何ものにも代え難いものといえるでしょう。

森の作業の後に味わう手作りの料理は、どんなごちそうにも勝るはず 写真
森の作業の後に味わう手作りの料理は、どんなごちそうにも勝るはず
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