平成18年度 間伐材利用広域連携環境整備促進事業 実践レポート集

はじめに

林野庁では、平成17年度から取り組んでいる「間伐等推進3カ年対策」を通じて、間伐材の循環利用を促進し、間伐材の利用率向上が図られるよう、平成18年度より広域的な地域ごとの課題を選定し、その課題の解決により量的ポテンシャルの確保が見込まれる用途開拓とその条件整備に取り組んでいます。

全国森林組合連合会は、林野庁の取り組みを促進するために、広域にわたる関係者(異業種等)の連携の下に、間伐材利用量の拡大が見込まれ、地域のニーズに基づいた用途開拓を行う事業を公募、支援する「間伐材利用広域連携環境整備事業」を以下の通り実施しました。

●募集した事業

上下流域を含む広域にわたる関係者の連携の下に、間伐材の利用促進に係る用途開拓を行う事業

●支援内容

(1) 製品の製作・実証等に必要な経費

(2) (1)の試作品の試験的な導入や利用者を対象にしたモニタリングに必要な経費

上記の各事項に該当する経費のうち、1/2以内を上限に助成

●募集対象者・団体

森林組合、都道府県森林組合連合会、林業者等で組織する団体

●助成対象となる事業規模

自己負担分を含む事業費が400万円以上の事業

●事業の主な要件

・上下流域等の広域連携及び異業種と連携した事業であること

・間伐材利用量の拡大につながる事業であること

・地域や消費者のニーズに基づいた事業であること

・試験導入やモニタリングは都市部等十分な波及効果が期待される地域で実施する事業であること

本募集事業に対し全国からユニークな応募が多数あり、内16団体の事業への助成を決定、実施いたしました。ついては各団体の事業内容を本報告書にて紹介いたします。 本事業によって上下流域等の広域連携が促され、間伐材の利用量拡大につながることを期待しております。

平成19年3月
全国森林組合連合会

実施団体名