区分:その他

杉だらけの屋台

事業実施にあたっての抱負

宮崎県は杉生産14年連続日本一の県でもあるにもかかわらず、PRするには経費がかかるため、消費者にうまくPRする方法がなく、木工教室や木製品のコンテストレベルのイベントしかできないのが現状である。若く行動力があり、全国にネットワークのあるという本会の特徴を活かし、地産地建で日本の山を元気にしたい。また今回の屋台は、地場産品との連携をとり、地産地消を促すねらいもあるため、ぜひ実現させたい。

事業の目的

宮崎県の飫肥杉の間伐材を利用して屋台をつくり、県の地場産品を展示して販売促進に役立て、地産地消を目指す。また展示場所もイベントの他、玄関口である空港、駅、道の駅、東京都新宿駅前の宮崎物産館「コンネ」などを考えており、多数の消費者に「杉素材の良さ」と宮崎の「おいしい食品」をうまくPRする。

製品の特徴

杉だらけの屋台

1、奥600mm、幅1800mm、高1800mm
2、キャスター、金物以外の木材はすべて地元杉の間伐材を使用している
3、屋台の中には、ベンチ兼用の収納棚が2台入っている
4、ウレタン塗装しているので汚れも付きにくい
5、運びやすくするために大型キャスター付きで、パーツキット化し、大人2人、工具なしで5分で組立て、解体できる
6、天板は用途に応じて最小奥400mm、最大800mmまでワンタッチで広げられる折りたたみ式

杉だらけの屋台

広域連携の内容(用途開拓に至った経緯と事業の実施体制)

宮崎木材青年会は、川上である素材生産業や川下である製材業・販売店を生業とする者から構成されており、月1回程度10人前後が集まり、情報交換や木工教室などを行っている。

そのメンバーで話をしているうちに野外で楽しむ「移動式語りBar」のような屋台を間伐材で作ることができれば、間伐材のPRをしつつ、雰囲気のよい空間も演出できるのではないかという発想になった。

製作過程としては、まず宮崎木材青年会で企画し、会のメンバーである素材生産業者が間伐材を用意。その材木を大工に依頼しパーツキットを作成してもらった後、塗装業者がウレタン塗装を行った。

今回30台を試作品として製作したが、そのうちの20台を他市の青年会に貸し出し各地のイベントなどで使用することで杉間伐材のPRに役立てていただいている。

今後は酒造メーカーの試飲会や地場の農産物業者などに向けて販売し、その売り上げを木工教室などの資金にしていきたい。

実施内容

区分 実施項目 実施結果
製品の製作・実証

① 試作品の検討会(3回)

② 試作品製作の打ち合わせ

③ 試作品製作開始

④ 試作品検討会試作品の再製作

⑤ ウレタン塗装

試作品の製作を重ねた結果、簡単に組み立て
解体できるパーツをキット化した屋台を完成
させ、ユーザーの意見を取り入れ、使いやす
くするために天板を折りたたみ式にして、収
納棚も内蔵した。棚はベンチとしても使える
ようにした

試験導入
モニタリング

① モニタリングの検討会

② 延岡市で地産地消イベントに2日間参加し試験導入とモニタリングを行う

③ チラシを作成しイベントでの出展とモニタリングを行う

空港での物産展やイベント等で様々な方々より御意見をいただき、屋台の完成度を高めることができた。それと同時に「地元の杉の良さ」をPRでき、地元の杉を使った屋台を通して地場産品の販売に役立つ事を確認し、「地産地消」を目指すことができた

試作品制作・実証状況

検討会の様子 パーツキット 組み立ての様子 イベント出展の様子
検討会の様子 パーツキット 組み立ての様子
イベント出展の様子

課題と今後の対応策並びに量的拡大に向けた計画

課題 対応策

地元以外(都会)でのPRの場がほしい

物産館のアンテナショップへの呼びかけや、インターネットなどのメディアを通じて情報を流してもらう

「木を使うことは森林破壊につながる」という消費者のあやまった認識 木使い運動を幅広い消費者へ浸透させるようにPRする
販売拡大につなげていくにはどうすればよいか 試しに無償で使用していただき、使い勝手の良さを認識していただく

その他の概要

間伐材の計画利用量
本年度 9m3 今後5年間 150m3
間伐材の調達先 宮崎県、日南市、北郷町の私有林
本事業の実施期間 平成18年8月~平成19年3月
試作品の製作・実証 実施者 宮崎木材青年会
試験導入・モニタリング 方法 アンケート調査・イベント出展によるモニタリング
実施場所 アンケート(公共施設の入口)試験導入( 地場産品イベント、酒造メーカーイベント 他)
実施者 宮崎木材青年会の会員 対象者 一般消費者・業者(地場産品)
製品の設定価格
10万円 販売目標 平成19年度売上:金額1,000万円・台数:100台

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