水 を 育 む - 水源涵養機能の高い理想的な森林

 森林を緑のダムと呼ぶことがあります。これは、大雨の時などでも河川の洪水を防ぎ、渇水時でも貯めておいた水を河川へ供給して水量を一定に保つことからきています。そうした仕組みを森林の水源涵養機能といいます。
 ここでは、水源涵養機能の高い森とはどういったものかを4つのケースを取り上げ考えます。
 広葉樹林(ニ次林)の場合では、森林の遷移を考えながら、その地域に本来ある樹種の中で欠けているものを植栽する工夫を施します。

● 目 標 と な る 森 林 ●

 巨木林
樹齢100年以上の樹木がある森林。林内の地表には豊富な植生があり、動物のすみかになる。
 混交林
針葉樹と広葉樹が混生する森林。(鳥や獣の好む、広葉樹の食餌木も豊富。広く浅い根や深い根が張り巡らされ、水がしみ込む隙間が多い)。

 広葉樹林
既にある広葉樹林の手入れや新たな樹種の導入。
 複層林
樹齢の高い木と低い木からなる複層林では、高い木を伐採しても若い木が残るため、森林の機能が維持可能。


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