水 を 育 む - 土壌を維持する

 水源地や流域の水辺の森から運ばれてくる命の水。この水を育んでいる森の機能をご紹介します。また、水源地の森をより良くするにはどのようにすれば良いのか考えていきます。

 森林の土壌は、スポンジのように隙間があり、雨水を吸い込んでも一度に河川や地下水に流さず貯めるはたらきがあります。また、スポンジの土壌が一種の濾過フィルターの役割をもっているため、一種の浄化装置の役割をはたしているのです。森の水がおいしいといわれるのはそうしてきれいにされた水に根からの養分やミネラルが含まれていくからです。このように水を育む森とは、よい土壌をもっていることになり、それは同時に土を育んでいると言います。
 では、水を育むよい土壌とはどのようなものか、4つポイントを挙げました。

1. 樹木の根を発達させる
2. 土壌生物、土壌微生物を増やす
3. 森が樹冠で適度に覆われる
4. 地表への落葉・落枝が多い

 老齢木(巨木)の森、複層林、針葉樹・広葉樹が混じる混交林づくりが、よりよい土壌を育む森として考えられます。


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