Q-6. どんな通信回線が利用できるのですか?

A-6.  通信回線は各種提供されていますが、インターネットに接続する回線はどれでなければいけないというようなことはありません。一般のアナログの電話回線でも高速なデジタル専用線を使用しても、インターネットに接続することができます。

 目的に応じて最適な回線を選択するということを重要視するようにしてください。もちろん、高速・高品質な回線になるほど値段は高めになってしまいます。通信コストを考えるには、電話回線のように使った時間分だけ請求が来る従量課金の回線と、専用回線のように回線の種類・速度と相手までの距離によって月額固定料金が設定されるものがありますので注意してください。
 ダイアルアップIP接続を行うのなら、アナログの電話回線か、またはある程度の速度が必要な場合にはデジタル電話回線を選択することになると思います(前項Q5の「接続に必要なハードとソフト」の説明はダイアルアップIP接続を行うことを前提にしています)。
 ただし、従量課金の回線で、あまりにも接続頻度が高く、専用線を引く以上に通信コストがかかりそうな場合は、専用回線を引いてしまった方がかえって安上がりになりますし、いちいちダイアルしなくても済みますので使い勝手もよくなります。

 また、インターネットに自分のローカルネットワークを直接接続するような場合は、そのネットワークの通信量に応じて、必要な容量を持ったアナログまたはデジタルの専用線を選択するのが一般的です。専用線での接続については、自分のローカルネットワークのネットワーク管理者と相談のうえで、契約を結ぼうとしているプロバイダでサポートしている回線のうち、自ネットワークの接続に必要な回線容量を満足することができるものを、通信コストを踏まえながら検討するようにしてください。



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