Q-4. インターネットに接続するには?

A-4.  インターネットに接続するために準備しなければならないものは、パソコンなどのコンピュータと接続のため通信回線、回線にコンピュータをつなぐための機械、そしてインターネットに接続するためのソフトとインターネットの機能を利用するためのソフトです。

 パソコンは各種の仕様の機種が発売されていますが、ここ2年くらいの間に発売されたものでしたら、ほとんどインターネットに接続することができます。

 通信回線は普段お使いの電話があれば、それにパソコンをつないでとりあえずインターネットを楽しむことができます。通常の電話回線はアナログ回線ですが、より高速に通信をしたいのならデジタル回線を検討ししてください。通信回線については後で解説しますが、いずれの回線にしても電話回線を利用するときは、その都度プロバイダの接続ポイントまで電話をかけることになります。

 インターネットへの接続方法はいくつかありますが、このようにその都度ダイアルして接続することをダイアルアップIP接続といいます。必要なときだけインターネットにつないで情報収集できればいいという人には、この方法で充分です。自分でインタ−ネットサーバーを持ったり、インターネットへの常時接続が必要な人は、電話回線で1年中つなぎっぱなしにするよりは、専用回線や定額制の通信回線契約を使った方が通信料金が安くあがります。

 回線とパソコンの接続にはアナログ電話回線を使う場合はモデムという機器を、デジタル回線を使うならDSU(ディーエスユー)とTA(ティーエー・ターミナルアダプタ)という機器が必要になります。

 インターネットに接続するために必要なソフトは、まず接続のためのTCP/IPというネットワークプロトコルとダイアルアップ・ソフトです。これらは最近のパソコンには、ほとんど最初から組み込まれています。しかし、少し前の機種を使う場合には、別途用意する必要があります。この場合、ソフトによってはコンピュータとネットワークについてよく知っている人でないと設定はかなり難しいです。

 そして、インターネットに接続してからホームページを見たり、電子メールなどの機能を使うには、そのためのソフトを用意しなければなりません。インターネットを利用するためには最低限、WWW閲覧ソフト(ブラウザソフト)、電子メールソフトが必要となります。



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