******************************         森林環境教育ネットワークメールマガジン                   第 2 号                平成17年2月1日 ****************************** □今号の目次 1.森林セラピー基地、森林ウオーキングロード公募開始 2.林野庁ホームページに「スギ・ヒノキ花粉に関する情報」を掲載 3.これからのホームページ 4.〈レポート〉NEC森の人づくり10周年シンポジウム 5.トップページ写真の紹介、募集 6.ふるさと森林会議の開催 前号で御願いした「イベント情報登録の呼びかけ」に伴い、少しずつですが イベント情報のページも賑やかになってきました。これからも、どしどし情報 をお寄せ下さい。  この、ネットワークがきっかけとなり多くの参加者により、イベントが盛り上 がることを期待します。                                                         ――――――――――――――――――――――――――― ☆イベント情報  1月15日以降、新たに6つのイベントが登録されました。 どれも、興味深いイベントです。詳しくは、ホームページ“イベント情報”まで ☆ホームページの更新情報   平成15年度シンポジウムの報告書と平成16年度同シンポジウムの概要 が掲載されました。ホームページ“シンポジウムの経過”まで  “環境教育事例集”に森林環境教育テキストを掲載しました。  登録は2月1日現在 ?229に達しました。 1.森林セラピー基地、森林ウオーキングロード公募開始  〈森林浴〉の提唱から23年。近年では森の癒し効果を健康増進やリハビリ テーションに役立てる〈森林療法(森林セラピー)〉も注目されています。森林 セラピーを実現するためには森林医学のエビデンスにもとづいた効能ある森 林整備と継続・発展性のある山村社会づくりを推進しなければなりません。  このため、「森林セラピー基地」や「森林ウオーキングロード(セラピーロード)」 を、フィールド生理実験等により評価・認定することとしました。また、これら を「森林セラピー基地全国ネットワーク」で連携させることによって、森林セラ ピーの全国的な展開を進めるとともに、山村振興等にも寄与することを目的と しています。  森林セラピー基地、森林ウオーキングロード(セラピーロード)の評価・認定 に関するお問い合わせは、森林セラピー実行委員会本部事務局の (社)国土緑化推進機構、 http://www.ringyou.or.jp/mori-therapy/  (森林セラピー研究会ホームページ) http://www.ringyou.or.jp/mori-therapy/forest-therapy_p/project-a.html#1 (森林セラピー基地、森林ウオーキングロード(セラピーロード)の評価・認定) または、(社)全国森林普及協会 電話 03−3583−8461まで 2.林野庁ホームページに「スギ・ヒノキ花粉に関する情報」を掲載  林野庁では、森林・林業面から花粉症対策に関する情報を国民の皆様に 提供するため、1月28日に林野庁ホームページにおいて「スギ・ヒノキ花粉 に関する情報」サイトを更新・掲載しました。  今回掲載した「スギ・ヒノキ花粉に関する情報」サイトにおいては、森林・林 業面から花粉症対策を紹介する中で、去る1月25日に独立行政法人林木育 種センターが発表した花粉が全く生産されない「無花粉スギ」に関する情報 などを追加するとともに、国民の皆様からよく問い合わせのある内容を参考 にして作成した「森林・林業とスギ・ヒノキ花粉に関するQ&A」も新たに掲載 しました。  林野庁「スギ・ヒノキ花粉に関する情報」サイトのアドレス    http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyoukai/kafun/kafuntop.html 3.これからのホームページ  ホームページ開設から、早くも1ヶ月が経過しました。  今後のホームページの予定を御紹介します。 ・ 「森林総合利用施設」・・・・420箇所の施設情報を最新のものに更新します。 ・ 「掲示板」・・・・・・・・・会員相互の情報交換や仲間づくりのための会員専用の 掲示板を設置します。  以上、現在鋭意作業中です。もう少しお待ち下さい。 4.〈レポート〉NEC森の人づくり10周年シンポジウム  NEC(日本電気株式会社)森の人づくり講座は、日本環境教育フォーラムが主 催し、オーク・ヴィレッジ(岐阜県)と(財)キープ協会(山梨県)が運営を担当、経 団連自然保護基金が後援、NECが協賛し、1995年から現在まで毎年連続し て続けられている大学生を中心とした環境教育インストラクター養成プロジェクトです。  10周年を迎える今年、記念のシンポジウムが1月20日、NEC本社ビル(東京) で開催されました。  シンポジウムでは、日本環境教育フォーラム常務理事、稲本正さんと、同じく専 務理事、川嶋直さんが記念講演を行いました。「森林と持続可能性社会について」 と題した講演の中で稲本さんは、人間と樹木との関係に触れ「極めて大雑把に言 って、人間が単に生命を維持するには樹木が16本必要、しかし電気を使う、自動 車に乗る等々の活動をすると発展途上国の人が生きて行くには44本、同じく日本 人は376本、アメリカ人は792本の樹木が必要である。」と言い、人間は否応なく 地球環境に影響を与えるが、その生活スタイルによって、環境に与える影響にも 大きな違いが生まれると述べられました。  同時に稲本さんは、10年を迎えるプロジェクトを振り返り、「この10年で約400 名が環境教育インストラクターとして養成され、その半数が環境活動に就職して いる。心強く思うとともに、人づくりの大切さを感じている。」と述べられました。  稲本さんの次に講演した川嶋さんは「環境教育人材育成事業〜その限界と可能 性」の中で、企業、地域、学校の中でなぜ行動しなくてはならないのか?が分かる こと、あるいは意識できるきっかけを“根っこのスイッチが入る”と称し、「周りのみん なにもスイッチの場所と入れ方を教えましょう!」と訴えました。  お二人とも、時には激しく、時にはユーモアを交えながらお話しいただきました。な によりも、自らの体験を踏まえてのお話には説得力がありました。  その後は、講座修了生6名による事例発表、参加者を交えてのパネルディスカッ ションと続き、予定時刻を超過するほどの盛り上がりをみせました。 最後に、出席者の方々が言っていた言葉を紹介します「金脈より人脈だよね!」。 〈林野庁計画課 多田〉 5.トップページ写真の紹介、募集  ネットワークのトップページの写真がかわったのは気づかれたでしょうか?  写真は、岩手県住田町(すみたちょう)で行われている「森の保育園」活動の風景です。  住田町は、宮沢賢治の風の又三郎の舞台となった種山(たねやま)高原をフィール ドとして、森林環境教育を実施しています。「環境教育と言っても周囲からは単に遊 んでいるだけにも見られかねません。」とは、町の担当者のお話し。普段狭い建物の 中に閉じこめられている?子ども達にとっては、どこまでも広がる高原を訪れ、正に 風のように高原を駆けめぐり、勤労体験で参加した高校生のお姉さんをハラハラさせ たとのこと。「ほら!ちゃんと手をつないで!」・・・聞こえて来そうです。  森の保育園の紹介は、林野庁のHPでも紹介しています。  林野庁 里山林の利用・保全の取組事例 HP:http://www.rinya.maff.go.jp/policy2/satoyama/sumida.htm ※なお、トップページの写真は、随時変更しようと考えています。   森林環境教育ネットワークにふさわしい写真をお寄せ下さい。  【募集要項】 ・ 電子ファイルををメール等によりお送り下さい。 ・ 写真には、タイトル・撮影者の氏名・連絡先・撮影場所・日時・エピソードなどを添 えてお送り下さい ・ お送り頂いた写真のうち、管理者において優秀と判断したものを、トップページに掲 載いたします。 ・ 画像サイズ等の修正を加えることをご了承願います。 ・ ホームページ上で公開することなどに関して、トラブルが発生しないよう充分に御注 意願います。 ・ 送り先 全国森林組合連合会 組織部 Email: feenet@zenmori.org 6.ふるさと森林会議の開催  全森連では、不在村森林所有者への対策として、1989年度から「全国ふるさと森 林会議」を開催しています。  この取り組みは、北海道の森林組合が行政との連携によって、東京・大阪・名古屋に 職員を派遣し、大都市部に居住している所有者と所有森林に関する相談を面談方式で 行っていた「ふるさと森林会議」が発端で、全国の森林組合・連合会の協力の下、毎年 行うようになったものです。  今年度は、1月24日に大阪、26日に名古屋、28日に東京の各会場で開催しました。  面談では、出席者が所有する森林の航空写真、地図、森林計画図、地番図、写真な どの説明資料が準備され、担当者が所有者へ所有山林の現状や所有山林の整備の 必要性、補助制度等の説明を行って、事業推進を図っていきます。  今後はこれらの取り組みにおいても、企業やNPO等との連携を図りながら、森林整備 の推進につなげていくことが期待されます。 ──────────────────── 森林環境教育ネットワークメールマガジン 発行者 肱黒直次 編集者 黒澤 徹 多田裕一 URL http://www.zenmori.org/feenet/ ──────────────────── 編集後記 【節分】  節分とは、季節の分かれ目として「立春・立夏・立秋・立冬」の前日を指すものでした。 現在では、冬から春への区切りとして、立春の前日を特に呼んでいます。  節分と言えば、豆まきですが、昔は鰯(イワシ)の頭を柊(ヒイラギ)の小枝に刺して玄 関にさす風習がありました。柊の葉のトゲがいかにも「家を守っているぞ」という感じがし ます。近頃では滅多にお目にかかりません。代わって最近よく見かけるのが「恵方巻」 (えほうまき)という、切らずに丸ごと食べる巻きずしです。恵方巻は、西日本地方に伝わ る、節分の時期に恵方(その年の幸運をつかさどる神様がいる方向)を向き、切らないお 寿司を食べることで幸運を願う風習です。ちなみに今年の恵方は西南西だそうです。  節分の行事は、魔除けのひとつですが、風邪やインフルエンザ等の流行もこれからが 本番です。みなさん、お気をつけて。