1ページ目:森林環境教育とは
2ページ目:そもそも「環境教育」って何?
3ページ目:森林環境教育の目指すものとは
目指すのは「循環型社会」
- 森林の有する多面的機能に対する理解の促進
- 森と人とが共生する循環型社会の実現に向けた取り組みの推進
↓つまり
- 森林にはたくさんの役割があるということを皆に分かってもらうこと
- 「森を真ん中に、様々なものが巡り続いてゆく社会」を作ろうという働きがたくさん起きること
森林環境教育が何を目指してその機能を果たしていけば良いのかについて書いてみた。上記AとBは、行政的な表現で、aとbは、それぞれを別の言い方で言い換えた例である。もちろん言い換え方はいくらでもあるだろうから、それぞれの言い換え方にぜひチャレンジしていただければと思う。
森林には多面的なたくさんの機能があるということをまず認識すること。そして、それを森林に直接関わる人たちだけではなく、多くの人たちにも理解してもらうこと。また、森と人とが相互に良く機能し合って、新しい社会のあり方そのものの指針ともなるであろう「循環型社会」の実現に向けて、様々な取り組みが行われ、人々の意識変革がなされる。こんなことを森林環境教育は目指している。
別の言い方をすれば、
- 国民参加の森林づくり(国民全体で森林を支えるとの意識の醸成)
- 森林資源の循環的利用
- 森とのふれあいを通じた健康的でゆとりある生活
上記のような言い方にもなる。このようなことを進めていくために、森林環境教育が果たせる役割があるのだ。言い換えれば、上記、あるいは前項のような状況を作り出すことに寄与しない教育的な行為は、(少し言い過ぎかも知れないが)、森林環境教育とは呼ばない、とも言えるのではないだろうか。
環境教育そのものは、前にも書いたとおり、非常に幅が広い。ある短時間の教育プログラムを実施したからといって、それで即効果が現れる、つまりその学習者の意識が一気に変わるようなものではないだろう。要するに、ここで述べているような、森林環境教育に対する社会からの期待や役割を認識した上での教育実践であって欲しいということだろう。(川嶋 直)
森林環境教育を考えるヒント
森林環境教育の活動は、以下の3つが一連のプログラムとして考えられていることが大切である。
- 森林の中で(IN 〜 )
- 森林についての(ABOUT 〜 )
- 森林のための(FOR 〜 )

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