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森林の恵みを享受しながら森林から環境との調和や資源の循環利用について学び、森林と人とが共生する社会を実現していく。森林での様々な体験活動を通して子どもたちの「生きる力」を育んでいく。
このような「森林環境教育」の考え方を広く知っていただくとともに、様々な形で森林環境教育に関する活動に取り組んでいる方々の情報交流を進めるため、全国森林組合連合会では、毎年「森林環境教育全国シンポジウム」を開催しています。
全国シンポジウムでは、毎回、熱心な意見交換が行われてきましたが、回を重ねるごとに、参加者の中から、全国で森林環境教育に取り組む幅広い関係者が活動の成果を共有したり、お互いの交流や連携を進めるための体制づくりを求める声が高まってきました。
昨年9月に山口県で開催したシンポジウムでは、森林環境教育活動を推進するためのネットワークつくりをテーマにパネルディスカッションを行い、ネットワークに期待する役割や課題等について議論を行いました。
本年10月に山梨県で開催したシンポジウムでは、これらの議論などをもとに、森林環境教育活動を一層推進していくためのネットワークづくりに向けた取り組みのスタートを宣言しました。
全国各地で様々な形で森林環境教育に関する活動に携わっているNPO等の民間団体の方々や教育関係者、森林・林業関係者、これから森林環境教育に取り組んでいこうと考えている方々を含め、多くの皆様の賛同を得なからネットワークづくりを進めていきたいと考えています。皆様の参加を心から期待しています。
全国森林組合連合会
■森林環境教育ネットワークに期待します
平成13年に森林・林業基本法が制定されて以来、林野庁では、森林の有する多面的な機能を発揮するという理念を実現するために様々な施策を展開しております。中でも地球温暖化対策として、平成14年12月に「地球温暖化防止森林吸収源10ヶ年対策」を策定し、健全な森林の整備・保全や木材、木質バイオマスの利用促進等の施策を重点的に推進しているところです。
森林環境教育は、国民的課題である森林吸収源対策に対する幅広い国民の理解と参画を促進していくため、地球温暖化防止対策の重要な施策の柱の一つとして位置づけられております。このため林野庁では各般の施策を推進しているところであります。
その一環として実施している「森林環境教育活動の条件整備促進事業」により全国森林組合連合会主催で開催されてきた「森林環境教育全国シンポジウム」も6回目を数え、森林環境教育に関する取組は、全国各地で様々な広がりを見せ、参加者も年々増加してきております。
今後は、これらの活動を一過性のものとすることなく、継続的な取組とするとともに、森林・林業関係者、NPO等の市民団体や行政はもちろん、教育関係者、企業の社会貢献に取り組む方々をも含め、社会の大きな流れとすることが重要な課題であります。
森林環境教育ネットワークは、これまで比較的情報発信の機会に恵まれなかった、個人や中小の組織、地方の方々にも意見交換や相互交流を深める機会が得られるものとして意義深いものであり、林野庁としても、積極的に支援申し上げるものであります。
この取組を契機として、森林環境教育のより一層の普及・定着・活性化が図られるとともに、ひいては国民広く一般に森林整備の重要性や森林・林業に対する理解が深まることを期待いたします。
林野庁森林整備部計画課 森林総合利用・山村振興室
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